デリケートゾーンのかゆみの原因と予防について
デリケートゾーンは、全身のお肌の中でも、まぶたと同じように最も皮膚が薄い部分です。
それだけ敏感で外部からの刺激やストレスに弱く、ちょっとしたことでもかゆみの原因になり得ます。
主な原因としては、以下の3点があげられます。
①蒸れ ②炎症 ③ばい菌
①蒸れ
通気性が悪くじめじめした状態では、通常ムレが生じやすいです。
女性のデリケートゾーンはまさにこの状態で、生理時のナプキンや下着によっては、更にムレ易い環境を作ってしまいます。
ムレでかぶれてしまうことで、かゆみが生じます。
②炎症
デリケートゾーンは皮膚が薄くて柔らかいがゆえに、とても傷がつき易く、ナプキンや下着が擦れたり、それらをつけ続けて不衛生な時に炎症を起こすことで、かゆみが生じます。
③ばい菌
カンジダ菌というカビがあると、オリモノに異常がでて、そのカビが異常反応を起こした場合のみ、かゆみが生じます。
カンジダ膣炎という病気は、体力・免疫力の低下や妊娠、抗生物質によってカンジダ菌が発生して起こります。
かゆみ予防のポイントとしては、デリケートゾーンを清潔にして、通気性と吸湿性のよい下着を身につけることがとても大切です。
また不衛生にならないように、下着や生理用品(ナプキンなど)をこまめに取り替えるようにしたいですね!
そして、デリケートゾーンを圧迫するようなピッタリしたパンツ・ストッキングなどは出来るだけ避け、極力ゆるいタイプのパンツを着るようにしましょう。
その他ストレスが溜まると、体の抵抗力が落ち、色々なトラブルを誘発してしまうので、なるべくストレスを溜めない生活を心掛けましょう!